以前本社でみつばち会が主催してくださった「日本と再生」の上映会を今回埼玉県上尾市で開催したいと思い自主上映会をしました。
3.11から11年経った今、震災のこともエネルギーのことも、日常の話題に出ることがめっきり少なくなりました。
しかし、年々気候の変化を感じたり、各地で今までなかった災害もこの10年で多数起きていること、来年東電が汚染水を海洋放出することを進めていることなどの現状について改めて考え、この上映会を開催したいと思いました。

監督の河合弘之弁護士が、弁護士生命をかけて作ったというこの映画は、原発の仕組み、再生可能エネルギーの仕組み、世界の自然エネルギーの現状や展望、日本は・・・　といった場面が分かりやすく客観的に映し出されており、難しい話もありましたがそれ以上に再生可能エネルギーの可能性を感じられる映画でした。

＜参加者の感想＞
・再生可能エネルギーメインに日本も切り替えて欲しい
・再生可能エネルギーの方が安くて利益率も高いとするならなぜ日本もそうしないの？と感じた
・地域で小さい規模からなら再エネも始められそう
・自分の日々の暮らしから変えることだなと感じた。
・3.11で本当に自分が何を大事にしたいのかに気づけた。脱原発ってちょっと強いイメージがあったけど、自分で知って選ぶことって本当に大事だなと感じた。

など様々な感想をいただきました。

食にこだわる人は増え、そういう情報は得やすい環境になった一方、エネルギーはどこかハードルが高いと感じている人も多いなということも改めて今回分かりました。
化粧品、日用品と同様にエネルギーも私たち・子供たちの未来を創る大切な存在として選択していけたら良いなと感じたので、またこのような機会を設けていきたいと思います。