くらげ 営業所ニュース どの業界でも先駆者は凄いっ!!! 2017年02月26日 (日)
『奇跡のリンゴ』でご存知の方も多い『木村秋則氏』のお話が聞けるシンポジウムに行ってきました(*^▽^*)♪ 今は日本のみならず、海外でも『自然栽培』講演に呼ばれる木村氏ですが、10年間はとてもご苦労なさっていて無農薬、無肥料、無除草剤で周りから変人と思われ、無理だと言われながら、苦労の末に見事にリンゴの木を実らせた方です!しかも、その苦労の時期に今回の会場の金沢には犀川ダムの建設員として青森から5年間出稼ぎに来ていたとのことでした。Σ( ̄口 ̄;)
お話の冒頭には『21世紀は全ての修復が重大な課題』『アメリカも環境破壊は世界の農家が利用する生産資材も大きな原因と言い出している』それを解決する『自然栽培』とは今までの「慣行栽培」「有機栽培」とどう違うのか?は私達それぞれの仕事や暮らし方でも影響してくる課題だなと改めて考えさせられました。
そして、写真で見た木村氏のリンゴ園は草ボーボー(・o・)雑草とリンゴの木と共存している畑にはミツバチが受粉しに来て、土の中の微生物の力で出来た栄養素で美味しいリンゴが育ち、ボーボーな草も土が良くなるごとに背丈を超える高さから年々低くなり、膝丈に落ち着き、夏の陽の強い日でも、散水しなくても土が乾かず、見事な共存調和状態(*?o?*)♡雑草が土を耕してくれるらしいです♪
そんな木村氏のお話で印象に残ったのが木村氏が呼ばれて講演に行った島での空港で足止めを食ったとの事。理由は「島を支えている産業に影響が出ると困るので、木村さんに入ってもらっては困る!」とのこと。そこでの木村氏の一言で空港から出してもらえる事になったのです。その一言とは『命より、次世代の子供より、お金が大事なのですか?』でした!カッコイイ〜(>_<、)!
最後には東京オリンピックに向けて、韓国と並んで世界一農薬を使う日本の農産物を心配して「自国から選手用の食材は空輸する!」と言われている日本の農産物を「世界の日本の食材と言われる様に自然栽培いによる食材で迎えましょう!」のメッセージ。
農薬や除草剤などの化学物質で汚れる土や空気や水の問題、その化学物質は農家さんだけの問題ではなく、私達が日常に使っている洗剤や日用品、住んでいる家の建材や家具などとても身近なところの問題でもあって、私達が出来る身近なことは何だろう?と考え、シナリーの仕事は化粧品業界の木村秋則氏だなと思うのでした。
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