くらげ 営業所ニュース ローズモンクールの原材料秘話? 2014年07月30日 (水)

2014/07/26 先日の全国会議でローズの制作現場での裏話で、シナリーの香水の「ローズモンクールはすごい???っ!!!」って思った話です(≧∇≦)♪

なんと、一つの花から採れる精油は0.03%なんですって!

例えると
魚沼産コシヒカリ10キロのお米から、小さじ一杯

これって、大吟醸も全く目じゃない位の採取量のパーセンテージの低さです!(◎?◎;)

さらに!
それを頭痛の元になる「メチルオイゲノール」を分留→検査→分留→検査→分留→検査→分留→検査→…

これを24時間フル稼働で1ヶ月かけでゆっくり、じっくり、間違えのないように
メチルオイゲノールだけを1/10まで減らしたら、さらに減って0.02%に!!!Σ(・□・;)

これ、どれだけ凄いことかというと、

例えばラベンダーは72時間、100度に満たない温度でゆっくり、じっくり加圧して水蒸気蒸留するのが最高の成分が採れると聞いたことがあります

現在では、商業ベースの為に「成分はさて置き、100度で、一気に加圧、5分で採る!」という何とも形だけの水蒸気蒸留法をとっているところも多いと聞きます

しかも、混ざり物のない純粋なものがどこまで出回っているくれているのか…(T ^ T)

そして、ラベンダーから採れる精油が0.6%くらい(倉調べです)なので、シナリーのローズはその30分の1の0.02%しか採れないっていう貴重なものなのですぅ?(◎▽◎;)

なので、シナリーのこのローズの手間暇の掛け方、そしてアロマ精油っていう観点からみても、巷に出回っている高級天然本物のメディカル用のローズでさえも全く話が違う位の代物になるのです?っ!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

そんな、精油を作っているシナリーだから、パルファンの完成度も頷けるものです^_−☆

ちなみに、パルファンの濃度は0.5%
これは、希釈(薄くする技術)と天然発酵アルコールの賜物です*\(^o^)/*

そして、オードトワレの濃度は5%~10%くらい
単純に計算して、100倍以上の濃度の精油が入っています!

原料元のフランスのシャラボ社では
以前の香水(15%~25%)「ローズ5500」と「ジャスミンドレーヴ」は30万円

その後のオードトワレ「ジャスミン ♪フルール」と今回のローズは15万円の価値があると言われているらしいですよ!Σ(・□・;)

最初は「何で?こんなに高いの????」って疑っていたわたしですが、前回のジャスミンの二酸化炭素での抽出法で納得
そして、今回のローズの抽出法でさらに大納得でした(o^^o)

そう思うと、オードトワレで15000円♪この価格は破格だわ!と改めて思いました(≧∇≦)☆

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