７月２５日
福島へ帰省して自宅でスキンケア&メイクをさせていただきながら地元の情報をうかがった情報を挙げさせていただきます。
1、国は南相馬市に対して400憶もの除染費用に出すことを決めたそうです。しかし、町で除染の風景を見ても、結局他に放射能が撒き散らされていたり、雨でまた流れてきてしまうため本当に除染の意味があるのかを感じている方が多いようです。
また、南相馬市の中で人が住めない警戒区域では、ボランティアの人がマスクをして草を刈ったり瓦礫処理をする除染作業をしたりもしてますが、人が住める区域は公共の場所以外は全く除染が開始されていないようです。
2、お客様の高校生の娘さんが甲状腺検査の二次検査でも異常が見られているそうで、今大学病院に通院中だそうです。モルモットにされているようだという言葉に胸が傷みました。
3、チェルノブイリでは甲状腺の異常など病気の人が増加したのは二年後ぐらいからだったようで、今異常がある人は、それまでの生活習慣が原因。原発事故のせいではないと言われるとのことです。
4、お客様の把握しているだけでも南相馬市の子供たちで検査に異常が見られているのは約50名程だそう。この子達は、現在二次検査で異常ありとされた子供たちの人数だそうです。
5、自ら命を絶つ人の増加。毎月帰省すると1件はそういったお話を耳にしています。今回帰省した当日もお会いしたお客様の友人が自ら命を絶たれたというお話を涙しながら話してくださいました。みんな「原発事故がなければこんなことにならなかったのに」と言います。私も悔しくて言葉になりませんでした。
こういったお話を聞いて自分がどう動けるかをもう一度考えていきたいと思います。そして清水社長のおっしゃったように、大人が自信をもって子供に夢を与えられる世の中を作りたい。ととても感じました。